2010年4月24日土曜日

R461・鵜の岬から袋田の滝へ


寒気と暖気が交錯して……と書いたのは今月はじめのこと。もう下旬だというのにいまだに冬と春が交錯中。冷たい空気が頑固に座を譲らず、新しい季節が入ってこられない感じ。

今日は常磐道で茨城北部へ。

常磐道を日立北ICまで走る。ICを降りて伊師浜(いしはま)海岸へ。国民宿舎近くに駐輪して「鵜の岬」を散策。きれいな海岸にいい雲が浮かんでました。白砂青松。

「鵜の岬」は海鵜の捕獲が許可されている日本唯一の場所とのこと。長良川をはじめとする全国の鵜飼いさん達はこの岬で捕獲された海鵜をつかっていることになる。


VFRを停めた国民宿舎はロケーションよく設備も綺麗。いつか泊まりにこようと思って見ていたが、じつはとても人気が高く、日本で最も利用率が高い(予約の取りにくい)国民宿舎だそうだ。

R461・花貫街道を走る。
花貫渓谷を抜けるワインディングロード。きついカーブもなく走りやすい道。ところどころに咲いている山桜が美しい。

花貫ダムで休憩。花貫ダムは日本で唯一の「海が見えるダム」とのこと。しかし今日は遠くかすんで海は見えず。……そういえばなんだか「日本唯一」が多い日。


花貫街道、折橋の交差点を過ぎると一車線の狭い山道に入る。クルマとのすれ違いはちょっと怖い。そこを越えるとまた快走の二車線に。

袋田の滝へ。
袋田の滝は日本三大名瀑のひとつ(他は那智の滝と華厳の滝)。観瀑代300円を払って入場。滝へのトンネルを歩くうちに音が大きくなってくる。第一観瀑台は滝のすぐ近く。まぢかで見る滝の姿は迫力あり。エレベーターで昇る第二観瀑台からは遠景で全体像を眺めることができる。




袋田の滝から近い道の駅「奥久慈だいご」で昼食休憩。蕎麦をいただく。R118を棚倉方面にしばらく走ってUターン。那珂方面へ戻る。

R118は那珂川に沿ったルート。この道も流れよく停らずにどんどん走る。散る桜があちこちで路面を舞っている。空にはいい感じの雲。



2時をすぎた頃、急に風が冷たくなる。気温計は14度から9度へ急降下。雨でも降りだすと面倒なので水戸北ICへ急ぐ。

水戸北ICへ向かう途中、静峰公園と静神社に立寄り。静神社は常陸二の宮。鹿島神宮・香取神宮とならんで東国の三大守護神として崇敬されてきた由緒あるお社。石段をのぼった先の境内はきちんと整備されていてとても端正な印象。

帰路の常磐道、美野里PAの手前で通り雨に遭遇。

あわてて美野里PAに入って雨宿り。隣に停めたCBR600RRの方が「通り雨ですからすぐやみますよ」と言った通り、ほんの5分ほどで雨は上がる。その後は陽射しの戻った常磐道を順調に走って4時すぎに無事帰着。

いつもながら常磐道は渋滞がすくなくて助かります。今日走ったR461、R118も快走路。近辺には広域農道など走りやすそうな道がたくさんある。アクセスもいいし、また近いうちに出かけてみたい場所。

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