2010年2月14日日曜日

横浜中華街・春節の海の女神

▲媽祖廟は「海の女神」

今日は旧暦元旦。空気は冷たいけれど晴れて風もない。
ということで横浜の中華街へ。首都高台場線から東京湾トンネルをくぐって湾岸線。横浜ベイブリッジを渡って高速を降りるともう横浜中華街です。5号線飯田橋近辺で渋滞があったもののあとはスムーズ。中華街のはずれに路駐してぶらぶらします。

春節の中華街はさすがにたくさんの人出。とりあえず目についた招福門さんで300円の肉饅頭をいただきます。店の前には飲茶食べ放題の長い行列。
つづいて賑わう横浜媽祖廟にお参り。
中華街の道教寺院というと関帝廟が有名ですが、媽祖廟は2006年にできたばかりの新しい寺院。媽祖(まそ)とは世界各地の華僑に厚く信仰されている海の神様、女神さんです。別称「天后」あるいは「天上聖母」。もともとは北宋時代に実在した神通力を備えた不思議な女性だそうです。

▼媽祖廟の香炉
▲招福門の飲茶食べ放題には長い行列が

さらに中華街をぶらついた後で市街をVFRで散策。途中、赤レンガ倉庫で休憩。近くの桟橋には海上保安庁の「しきしま」が停泊していました。ひらけた湾の景色と青空が心地いい! けれど今日は午後に用事があったので短時間でひきあげです。

▼左が「しきしま」、右遠方はベイブリッジ


「しきしま」、帰って調べたら世界最大の巡視船とのこと。
じつはプルトニウム運搬船として建造された船で、テロ対策を考えて航続距離は20000海里以上。ヨーロッパから日本までオーストラリア南部回り(?)で無寄港で航海可能だそうです。1海里は1852メートルですから37000キロ以上。赤道一周に近い距離を無寄港とは! そんな航海になれば(船はともかく)乗組員はキツいでしょうね。何日かかるんだろう?

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