2010年6月12日土曜日

◎荒川に沿って・河口へ


梅雨入り前の週末・土曜日。
COLNAGOで8時すぎに出発。

今週は荒川に沿って下流へ。
東京湾河口までの片道37kmを走ってみることに。


彩湖の幸魂大橋(外環道)を皮切りに、いくつもの幹線道路と線路の橋梁を通過する自転車道。

川口までは左岸の土手を走る。


国道17号付近で自転車道が工事中に。橋を渡って右岸に移り、その後は河川敷の自転車道を走る。快適な2車線道。
陽射しが強く、ときおり橋の日陰で休憩しながら。



対岸には首都高のC2環状線が見える。
C2環状線は河口の葛西ジャンクションまで荒川に沿った高速道路。

やがて足立区から墨田区へ。
墨田区に入るとわずかに潮の香りがしてくる。

土手からはスカイツリーも見える。

小松川を過ぎて荒川ロックゲートに到着。
たくさんのロードバイクが休んでいる。

ロックゲートは荒川と旧中川の水位差を調節して船を通行可能にする閘門。ここまでくれば河口はもうすぐ。

37km走って11時前に荒川河口に到着。

JR京葉線と高速湾岸線の橋梁(荒川河口橋)が架かる。対岸は葛西臨海公園、その先の舞浜大橋を渡ると浦安、ディズニーランド。



ロックゲートにあった説明ボードによると、荒川が現在の流路となったのは江戸の寛永年間(1629年工事開始)。

江戸以前は元荒川が越谷付近で古利根川に合流していた。それを現在の熊谷近辺で入間川の支流とあわせ、隅田川を経て湾に注ぐ河筋につけかえたのだという。これが物資輸送の大動脈となった。運河都市・江戸は、大川(隅田川)・荒川という輸送路に支えられ発展した。

帰り道、アイスコーヒーでも飲もうかと北千住駅近くへ寄り道。

と、住宅街で蛇に遭遇。
路地を渡るおおきな青大将(?)にびっくり。急ブレーキ。轢かないでよかった。

その後の帰路は軽い追い風もあって平均28km/hで至極快調に進む。1時すぎに無事帰着。

足立区・墨田区・江東区を抜ける河川敷の自転車道は、都市辺縁の自由な解放区のようで愉しい。



気持のいい半日サイクリングになりました。だいぶ日に焼けた。

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