2010年5月22日土曜日

谷川岳・一ノ倉沢へ


今朝は関越で谷川岳へ。

昨日金曜日、谷川岳・一ノ倉沢までのR291が冬期閉鎖解除となりクルマでも通行可能になった。おなじく水上から片品へ向かうK63も冬期閉鎖解除に。

これはたまたまトレッキングのことを調べていて知った情報。日本三大岩壁のひとつ、一ノ倉沢の直下までオートバイで行けるなど昨日まで知りませんでした。さっそく一ノ倉沢からK63で尾瀬へ向かうルートを走ってみることに。

6時前に出発して関越へ。微妙な混み具合。全車線80キロ以下にスピードが落ちながら渋滞にはならず。群馬に入ると順調に。

水上ICに7時30分過ぎ着、R291で谷川岳へ。
水上からは湯桧曽川に沿う道。途中で土合駅(ホームが地中深くにあるモグラ駅として有名)が見える。

谷川岳ロープウェイを過ぎると舗装林道に。
ICからここまで15キロほど。


このロープウエイで天神平まで上がれば徒歩約2時間で谷川岳に登頂できるらしい。標高1977メートル。登山はさほど難しくない(ように思える)。

「魔の山」と呼ばれるのは一ノ倉沢の険しい岩壁と、中央分水嶺ゆえの変化の激しい天候のせい。遭難死者数世界ワースト1の山。

林道は緑の木漏れ日で気持いい。

ただし路面には砂(というか石ころ)や水が多く、トレッキングの方も多いのでゆっくり走ることになる。マチガ沢のあたりから谷川岳の姿が見えてくる。



林道を4キロ弱走ると一ノ倉沢・出合に到着。
1000メートルの岩壁が目の前にくる。

高所から下を見たときの吸い込まれるあの感覚が、視界前面で起きる。引き込まれる風景。磁力があるような。思わず立ち止まり見入ってしまう。


中央の万年雪の上方が南稜テラス、右手の大三角が衝立岩、左は滝沢リッジ、とのこと。

付近はまだ積雪。下を雪解け水が流れていく。
周囲まるごとマイナスイオンの世界。

映画『クライマーズ・ハイ』冒頭で高嶋政宏と堤真一が会話していた場所がこのあたりですね。



自宅から2時間ほどの場所にこんな風景があったとは。驚きました。
まだまだ知らないことが多い。

……遅くなってしまったので、今日はここまで。
K63についてはまた明日にでも。

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